診療方針
当院外科は消化器系(食道・胃・小腸・結腸(大腸)・直腸・肝・胆・膵)を中心に手術を行っており、その他、乳腺、肛門、ヘルニアの手術を担っています。インフォームドコンセントの考えを大切にし、患者様に十分な説明をさせて頂き、十分に納得を頂いてから手術をさせて頂くことを基本方針としています。その時には、疾患の根治性を失わない範囲でできるだけ多くの選択肢を設け、患者様の希望に沿う治療法を提供できるよう努めています。安全性が損なわれない状況では、鼠径ヘルニア根治術・痔核硬化術(ジオン注射)・腹腔鏡下胆嚢摘出術などは、日帰り手術のご要望に応えることも可能です。
医療機器の発達により手術手技も日進月歩の現況です。胆嚢は腹腔鏡手術が常識になっており、最近では腹部に開ける穴が一つだけの単孔式の術式も採用し、術後の痛みの軽減や、美容の上でも傷跡が残らないように努めています。結腸、直腸、虫垂の手術も第一選択は腹腔鏡としていますが、病気の状態や患者様の状況に合わせて開腹手術もお勧めします。結腸に比べると適応が限られてきますが、胃疾患でも腹腔鏡手術を取り入れております。内視鏡手術は手術侵襲の軽減や入院期間の短縮に有用ですが、手術時間が長くなることや高度進行癌では術式が難しいなど決して万能ではありません。しかしながら、患者様のメリットとなる点が多いため、最新の機器を導入し、今後も腹腔鏡手術を積極的に取り入れていきます。
最近では、PET-CTの検査で切除可能な膵臓癌も発見される機会が増えてきました。膵臓切除後の消化管の独自の再建方法を行い良い成績が得られております。われわれは最新の外科治療への準備と研鎖を怠らず、「武田病院で手術して良かった」と言っていただけるように心掛けています。
診療体制
- 薄井 裕治
- 副院長・外科部長
- 佐藤 文平
- 手術室部長
- 川島 和彦
- 副部長
- 内藤 雅人
- 医長
外科スタッフにより1月1日を除く364日間、日曜・祝日に関係なく病棟回診を行い患者様の訴え・御希望に即応できるよう努めています。又週1回の部長回診を行い診療上の齟齬を是正しています。担当医が不在のときも他のスタッフが患者様の診療を責任持って行っています。予定手術の多くは、クリティカルパスを使用し、患者様の入院期間が短くて済むように配慮しております。治療の主役は患者様自身です。インフォームドコンセントを通じて、患者様とコミュニケーションを十分に行い、よりよい医療を提供できるように努力いたします。
診療実績
| 胃癌 | 43例 |
|---|---|
| 大腸癌 | 60例(内26例直腸癌) |
| 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 48例 |
| 肝切除 | 2例 |
| 膵癌 | 6例 |
| 食道癌 | 2例 |
| 乳癌 | 2例 |
| 痔手術 | 20例 |
| ヘルニア手術 | 82例 |
| イレウス | 17例 |
| 虫垂切除術 | 49例 |









